お電話でのご相談
086-206-5581
受付:月~金(土・日・祝休み)/9:30~16:30
ハザードマップを確認したら、災害ごとに避難が可能な避難場所を検討します
在宅避難、垂直避難
ご自宅の安全が確認できる(浸水想定深さより高い位置に避難出来る)場合は、ご自宅にとどまることが避難になります。
浸水区域外避難
浸水の危険性のない区域や高層マンションに住んでいる親戚や知人へ、事前に避難をさせてもらう約束をしておきましょう。
ペット同伴避難等も
ご自宅の安全が確認できない場合 車で避難してそのまま車中泊も想定されますが、駐車場所は高台や店舗立体駐車場(許可が出る場合)等、浸水を回避できる場所を考えましょう。
※エコノミークラス症候群には注意しましょう
さまざまな事情でご自宅での避難生活が難しい場合等、災害が起こることを想定してホテルや旅館等の宿泊施設に早めに避難しましょう。
持病をお持ちだったり、介護が必要で自宅避難が困難な場合、災害時の避難について、あらかじめかかりつけの病院、福祉施設に相談しましょう。
指定避難所等には収容人数が決められており、避難者数によっては受け入れてもらえないケースもあります。早めの行動で遠方の避難所を選択する等、可能な範囲でお互いに譲り合う事も必要です。
ただし、命の危険が迫っている時は迷わず避難所へ
避難所での生活において、特別な配慮を必要とする方(高齢者、障害のある人、乳幼児、妊産婦等の要配慮者)が避難する事が出来る施設の事で、災害時に応じて開設される2次的避難所です。一般の避難所に避難した後で必要性の高い人は優先的に移る事が出来ます。
避難所に行くのは迷惑かもと考えないで、まずは避難しましょう
どこを通って逃げるかを考えておくことはとても重要です。災害の状況によっては通行止めになる場合などもあるので、地図を使って経路を複数考えておき、また実際に歩いてみましょう。
避難する時は近隣の知り合いの方にも声をかけて、安否確認や避難する事を伝えて逃げる事も心がけましょう。自分だけは大丈夫と思わず、率先して避難する、率先避難者となって行動しましょう。
避難の際に必要な情報を、まとめてメモしておくと安心です。
災害時は電気が使えないなど、インターネット等で調べることができないケースも想定されます。
避難準備から避難まで、いつ、誰が、何をするのかを整理して時系列でまとめた住民一人ひとりの防災行動計画です。
参考:
「マイ・タイムラインをつくろう!」(岡山県ウェブサイト)
https://www.pref.okayama.jp/page/723265.html
「マイ・タイムライン」(国土交通省ウェブサイト)
https://www.mlit.go.jp/river/bousai/main/saigai/tisiki/syozaiti/mytimeline/index.html
新たな避難情報に関するポスター・チラシ(内閣府)
出典: 「避難情報に関するガイドラインの改定(令和3年5月)」(内閣府ウェブサイト)
https://www.bousai.go.jp/oukyu/hinanjouhou/r3_hinanjouhou_guideline/
避難所で数日過ごすのに必要なものを想定。
食べやすく、保存期間が長く、調理せずに食べられるもの
現金(公衆電話用に10円玉)・通帳・印鑑・健康保険証の写し
高齢者や持病のある人は常備薬やお薬手帳の写し
マスク・消毒用品・ビニール手袋・体温計
上着・下着・靴下等
割りばし・紙皿等
非常持ち出し品は家族一人ひとりで必要なものが違うので、各自のマイリュックに準備しましょう。
非常持ち出し品は避難時にスムーズに持ち出しやすい玄関等に保管しましょう。(地震に備えて寝室でも良いでしょう。)
避難先によって持ち出し品が変わってくるので事前に確認しておきましょう。
自宅での避難生活(1週間程度)に必要なものを想定。
保存性の良い食料や水を買い置きし、消費したら買い足す(ローリングストック方式)
水を加えて食べられる米(アルファ化米)、缶詰、乾パン、インスタント・レトルト食品、栄養補助食品、お菓子、調味料、スープ等
大人一人当たり一日3リットル
簡易トイレ、汚物保管用容器、トイレ袋、トイレットペーパー
カセットコンロ、ガスボンベ、固形燃料
割りばし、紙皿、食品用ラップフィルム
上着、毛布、寝袋
おふろの残り湯、エコキュート、雨水等
備蓄品は保存品だけでなく、日常品を普段から少し多めに買い、消費しながら一定量を備蓄しておく事で、賞味期限切れになってしまう前に消費する経済的な方法です。
備蓄品は洪水等を想定すると2階等上層階が望ましいですが、台所等での日常使いも考え分散して保管するようにしましょう。