中古住宅を探しているが、どのように探せばよいか？

希望する地域で経験豊富な不動産業者に物件を紹介してもらうことから始めるのが良いでしょう。
中古住宅は新築と比較して値段が安い物件も多く購入の費用が抑えられる可能性がある反面、いままでの管理状況次第で、割高な買い物になるのではと不安を感じることもあるかもしれません。中古物件は新築とは異なり実際の物件を内見することができるので、不安な点は実際に目で見て解消しておきましょう。
また、内見中は経験の豊富な不動産業者と一緒に物件を見て意見を聞ける貴重な機会、気になることはどんどん質問してみましょう。
戸建て物件は外観から、基礎・外壁のひび割れや、屋根・雨どいの破損などを確認します。建物内も玄関扉のスムーズな開閉にはじまり、水回りに水漏れなどないかや、臭いの気になるところは無いか、カビなどの発生は無いかなどよく観察することが重要です。
集合住宅の場合も基本的な確認事項は同じですが、共用部分の管理状況なども良くチェックしておくようにしましょう。

大きな金額の買い物になりますし、専門知識による判断なしに購入に踏み切ることは不安もあるでしょう。そんな時は購入の契約前に専門家によるホームインスペクションを受けておくことで、より正確な物件価値を把握できます。ひび割れひとつとっても、重大な問題なのか簡単なメンテナンスで十分なものなのか専門家なら正確な判断ができます。購入後に気持ちよく住まうためにも、家屋の健康診断は受けておくメリットが十分にあると言えます。